サイトリピーターを有効に活用する視点

 

検索エンジンマーケティング(SEM)で、検索者の囲い込みを一生懸命行っても毎月の訪問者数には限界があります。

例えば、私の仕事に関係のあるキーワードを調べてみると、

SEO 神奈川     390回
WEB集客       590回
レベニューシェア  2,400回

※Google キーワードツール調べ

となっています。

たとえ、SEOで上位表示ができたとしてもアクセスボリュームはたかが知れていることがわかるかと思います。

それでも、毎月の問合せ数を一定数増やすためには、アクセス数を確保しなくてはいけませんので、検索以外のところから集めてこなくてはいけません。

そこで、「リピーター」を如何に確保するか?ということが重要になってきます。リピーターがどの程度増えているのか?また、その訪問頻度はどのくらいなのか?などのデータをマーケティングに生かす必要があります。


リピーターの動向は、取り扱う商材によって多少のバラつきが出てきますから、自社が提供している商材や、顧客データと付け合せてその特徴を探ると良いでしょう。

例えば、不動産サイトの場合、ユーザーは最初の訪問でめぼしい物件をチェックしてから、実際に現地に行くなどして物件の詳細を時間を掛けて調べます。

その後、また別の物件を調べようと考えた場合にサイトに訪問してきますので、最初の訪問から1〜2週間程度間隔が空くのが通常だと考えます。


自社のサービスや商品を利用しているユーザーの動きと、ネット上でのアクセスユーザーの動きを比較すると、その傾向が分かりやすくなります。

リピーターを確保するための施策には、メルマガやブログ更新などによる最新情報の提供や、キャンペーン実施などコンテンツ更新による目新しさが有効となりますので、リピートユーザーが思うように増加していない方は、リピートユーザー確保のための施策を検討すると良いのではないでしょうか?

では、リピート性のない商材(結婚指輪など)を扱っているケースでは、どのようにリピート率を高めるのが良いか?という点については次回ご説明いたします。